事業を譲る

事業を引き継いでくれる相手は、どこで見つかる?

事業を引き継いでくれる相手は、どこで見つかる?
事業を譲る相手を探す

事業を引き継いでくれる相手を、どうやって見つけるかは多くの経営者が悩むところです。相手の種類によって、準備しておくことや進み方も変わってきます。

この記事でわかること

  • 引き継ぐ相手には、どんな種類があるか
  • 匿名のまま相手を探す段階があること
  • 相手を選ぶときに見ておきたい点

相手にはいくつかの種類がある

引き継ぐ相手としてまず思い浮かぶのは子や親族です。親族に後継者がいない場合は、長く働いてきた従業員への承継も選択肢になります。親族・従業員のどちらも難しい場合は、同業の事業者、異業種から参入を考える事業者、個人で事業を譲り受けたい買い手など、第三者への承継を検討することになります。相手の種類によって、整理しておく資料や進め方は変わってきます。たとえば親族内承継であれば早い段階から本人と意思を確認し合えますが、第三者承継では相手を探す段階そのものから準備が必要になります。従業員承継の場合も、経営権を引き継ぐための資金をどう用意するかが課題になりやすく、早めに検討しておくことが望まれます。

匿名のまま相手を探す段階がある

第三者に譲る場合、最初から社名や詳しい事業内容を明らかにして相手を探すとは限りません。従業員や取引先に動揺を与えないよう、社名を伏せた概要(事業の規模や地域、おおまかな業種など)を示して関心のある相手を探し、関心を持った相手との間で秘密保持の取り決めを結んでから、はじめて詳細な情報を開示していくという流れが一般的です。早い段階で噂が広がってしまうと、従業員の離職や取引先の不安につながることがあるため、情報の出し方には注意が必要です。

相手を選ぶときに見ておきたい点

価格の条件だけでなく、事業を続けていく意思があるか、引き継ぎに必要な資金を用意できるか、地域との相性(取引先や地域住民との関係を続けていけるか)といった点も、相手を選ぶ際の判断材料になります。価格の高さだけで決めてしまうと、引き継いだあとに事業が立ち行かなくなり、結果として従業員や取引先に影響が及ぶこともあるため、総合的に見ることが大切です。複数の候補が現れた場合は、価格の条件を並べるだけでなく、それぞれの相手が引き継いだあとに事業をどう続けていきたいと考えているかを聞いておくと、選ぶ際の判断材料が増えます。

箱と稼ぐ力、分けて考える

ハコツギでは、事業を引き継いでもらう相手を探すときも、建物という「箱」だけでなく、営業中の事業そのもの、つまり「稼ぐ力」ごと引き継いでくれる相手かどうかという視点を大切にしています。

ハコツギでご相談いただけること

承継相手の種類ごとの進め方や、匿名での相手探しについてご相談いただけます。相手選びの判断や契約内容は、専門家への確認もあわせておすすめします。

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