「売りたい・貸したいと思っているが、近所や取引先に知られるのは避けたい」と考える方は多くいらっしゃいます。特に営業を続けながら検討している場合、話が広まると従業員の不安や取引先との関係に影響することもあります。知られずに進める方法はいくつかあり、状況に合わせて選べます。
サイトに載せずに進める方法
物件をサイトに掲載せず、あらかじめ希望条件をお預かりしている方の中から、条件の近い方へ個別にお声がけする進め方があります。広く公開しないため、近所や通りがかりの人の目に触れることはありません。買い手・借り手の候補が限られる分、条件が合う相手が見つかるまでに時間がかかる場合がありますが、広く知られたくないという意向を優先したい場合に向いています。
サイトに載せる場合も、情報の出し方を選べる
広く買い手・借り手を探したいが、詳しい場所までは出したくない、という場合は、番地や建物名、外観写真を載せずに、町名までの所在地と建物の概要だけを公開する方法があります。看板を立てたり、チラシを配ったり、近隣へ声をかけたりすることもしません。関心を持った方には、個別のやり取りの中で詳しい資料をお見せしていきます。
買い手・借り手候補との間で秘密を守る約束を結ぶ
詳しい資料や所在地をお見せする前に、買い手・借り手候補との間で秘密保持の約束を交わします。これにより、検討段階の情報が外部に漏れることを防ぎます。事業ごと譲る場合は、社名や事業内容そのものを伏せた概要だけを先に示し、関心を持った相手との間で約束を交わしてから、詳しい情報を開示していくという進め方が一般的です。
メール登録でも、匿名のまま情報を受け取れる
まだ相談するかどうか決めていない段階で、まずは情報だけを受け取っておきたいという方には、メールアドレスだけで登録できる仕組みもあります。登録時に氏名や物件の所在地を伝える必要はなく、条件に近い動きがあったときだけ案内を受け取る、という使い方ができます。
営業中でも、名前を伏せたまま検討できる
まだ営業を続けている店舗や旅館、工場などの場合、「売る・貸すことを検討している」という事実そのものが広まることを避けたい方が多くいます。名前を伏せたまま査定や相談を進め、具体的な話が固まった段階で初めて詳細を開示する、という流れであれば、営業を続けながらでも落ち着いて検討することができます。
相談の最初の段階ではどこまで話すか
最初のご相談では、物件の種類やおおまかなエリア、現在の状況だけをお伺いし、具体的な所在地や建物名をお聞きするのはそのあとの段階で構いません。オンラインでの面談であれば、顔を合わせずに最初の相談を進めることもできます。どこまでの情報を、どのタイミングで開示するかは、ご相談の中で一緒に決めていきます。
家族や従業員にいつ話すか
買い手・借り手候補が見つかり、条件がある程度固まってから家族や従業員に話す、という順番で進める方も多くいます。早い段階で話が広まり、憶測や不安が先に立ってしまうことを避けるためです。いつ、誰に、どこまで話すかは、ご自身のタイミングで決めていただいて構いません。
ハコツギでご相談いただけること
知られずに進める方法について、ご相談の最初の段階からご案内しています。どこまで公開するか、誰に声をかけるかは、ご希望を伺いながら一緒に決めていきます。契約内容に関わる法的な確認が必要な場合は、専門家への確認もあわせておすすめします。